★6月のセルバンテス文化センター土曜映画会は、マヌエル・マルティン・クエンカの“Malas temporadas”(セルバンテス邦題『不遇』、英語字幕付)です。サンセバスチャン映画祭2005に正式出品されセバスチャン賞受賞、翌年ナタリエ・ポサがゴヤ賞主演女優賞にノミネートされた映画。マヌエル・マルティン・クエンカ監督については、新作“Canibal”が「トロント映画祭2013」(コチラ2013・9・8)や「ゴヤ賞2014」の候補になった折りにご紹介しております(2014・1・12/2・6)。5月に一般公開(邦題『カニバル』)、スペイン映画としては電光石火の早業です。ゴヤ賞ノミネート5作品賞のうちでは一番乗りですが、ホラー映画じゃないのですよ。一方こちら『不遇』は、2005年と古く一般公開はないと思いますのでテーマに踏み込んでいます。
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