1弾は、長編デビュー作『エヴァ』(“Eva”)でゴヤ賞2012新人監督賞やガウディ賞など複数受賞したキケ・マイジョの“Toro”からご紹介。ラテンビート2012上映『エヴァ』で日本でも認知度のあるキケ・マイジョ、前作は近未来2041年が舞台のSFでしたが、近作は現代のアンダルシアを舞台に2人の兄弟が織りなすスリラー・アクション、『エヴァ』とは大分様相が異なります。暗い過去を断ち切って5年ぶりに出所してきたトロにマリオ・カサス、ワルの兄ロペスにルイス・トサール、彼には小さな娘ディアナがいる。この3人によろ48時間のアンダルシアへの逃亡劇、ハリウッド並みのカーアクションで盛大に車が吹っ飛びます。スペイン映画ファンには両人ともお馴染みでしょう。
(なんとも冴えない髪型の兄役トサールと泥沼に落ちるカサス、映画から)
“Toro”2015
製作:Apaches Entertainment / Atresmedia Cine / Zircozine / Escandalo Films /
Maestranza Films
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