劇作家マルク・クレウエトのデビュー作は自作戯曲の映画化
★結果発表前にアップしようと思っていたのに時間切れになってしまった“El rey tuerto”のご紹介。無冠だったが気になる監督作品、上映は映画祭前半の4月24日だった。記者会見にはマルク・クレウエト監督以下出演者アライン・エルナンデス、ミキ・エスパルベ、ベッツィ・トゥルネス、ルース・リョピスが参加、如何にもバルセロナ映画と実感させるブラック・コメディ。
(左から、ベッツィ・トゥルネス、ミキ・エスパルベ、監督、プレス会見にて)
★プレス会見の談話によると「最初のバージョンは、映画化するなら舞台よりもっと風通しをよくしたほうがいいと考えて、新しい状況や場所を設定しようとした。しかし『探偵スルース』のような映画に魅せられていたので、結果的にはセリフも登場人物もあまり変えなかった。状況によって自由自在に変化できる檻のようなスペースを設えて、そこへ登場人物たちが引き寄せられようにやってくるスタイルにした」と監督。『探偵スルース』という映画は、1972年のジョーゼフ・L
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