ラウル・アレバロのデビュー作”Tarde para la ira”*ゴヤ賞2017 E
2017-01-09


               ラウル・アレバロは監督もできます!

 

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★昨年の2月にラウル・アレバロ監督デビューの第一報をお届けしてから早くも1年近くの歳月が流れました。ベネチア映画祭2016「オリゾンティ」部門に正式出品された折にも追加記事をアップするなどして注目しておりましたが、ゴヤ賞作品賞・新人監督賞を含む11個ノミネートには驚きました。作品賞はともかく、新人監督賞のトップを走っているのは間違いありません。1馬身差で追っているのが前回ご紹介したサルバドル・カルボの“1898, Los ultimos de Filipinas”と予想しています。今どき俳優の監督掛持ちなど珍しくもありませんが、改めて飛び飛びだった記事をまとめて再構成することにしました。

以下、ゴチック体はゴヤ賞ノミネートを受けたもの、印はフェロス賞にノミネートされたもの

 

   Tarde para la ira(“The Fury of a Patient Man”)2016

製作:Agosto la Pelicula / La Canica Films


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