カタルーニャに押しよせる魅惑的な新しい波―独立プロダクションの活躍
★どこの国にも当てはまるのが女性監督の圧倒的な少なさです。特にヨーロッパでも東欧では格差が顕著です。しかしカタルーニャではいささか様子が違うようです。というのも独立系プロダクションで映画作りをしている女性監督の活躍が目覚ましいのです。最近1か月間にカルラ・シモン(1986)の”Verano, 1993”、ロセル・アギラル(1971)の”Brava”、エレナ・マルティン(1992)の”Julia ist” の新作が次々に公開されることになり話題を呼んでいます。3人ともバルセロナ出身、先月末バルセロナのバルセロ・サンツ・ホテルで行われた鼎談の様子をエル・パイス紙が報じていました。この背景にはESCAC*で映画を学んでいる女性が40%を超えているという現実を見逃すわけにいきません。
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