フォルケ賞、フェロス賞とほぼ重なった受賞者たち
★終わってみれば、今回のゴヤ賞は、政界の汚職の泥沼を描いたロドリゴ・ソロゴジェンのスリラー「El reino」と、フツーとは何かをテーマにしたハビエル・フェセルの「Campeones」での知的障害者の可視化が勝利した。「Campeones」を観ようと映画館に駆けつけた320万人の観客と、アカデミー会員1600人の評価が珍しく一致した。特に全くの無名の新人10%の視力しかない視覚障害者のヘスス・ビダルの受賞スピーチに涙した人は多かったのではないでしょうか。「友好・多様性・可視化」という三つの単語で、障害者を特別扱いする社会に警鐘を鳴らした。YouTubeでの検索回数は既に170万回を軽く突破している。フェセル監督は「撮影を始めたときは知的障害を抱えた人々がテーマだったが、今日は異なった能力をもつ人々について語りたい。もっとチャンピオンについて話そう」とスピーチした。作品賞のプレゼンターは、30年前の脚本賞受賞作『神経衰弱ぎりぎりの女たち』を記念して、
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