世界は変わってしまった、ベネチア、サンセバスチャン各映画祭はどうなる?
★4月13日、マクロン大統領の封鎖措置延期を受け(5月11日まで)、音楽祭、映画祭などいかなるイベントも7月中旬まで開催することができなくなりました。目下の死者数15,000人以上ですから、ある程度予想されたことながら現実となりました。カンヌ映画祭併催の「監督週間」と「批評家週間」は中止が決定、肝心のコンペティション部門他、「ある視点」や短編、クラシック各部門は未定ですが、いつものような開催はできないことがはっきりしました。映画祭代表ディレクターのティエリー・フレモー氏はぎりぎりまでタオルを投げることに抵抗しています。「フィガロ」紙に「秋開催」をほのめかしていますが、秋はベネチア(9月3日〜12日)、トロント(9月10日〜20日)、サンセバスチャン(9月18日〜26日)などが控えていますから、その兼ね合いはどうなるのでしょうか。
(カンヌのマークがペイントされているメイン会場パレ・デ・フェスティバル前を
愛犬と散歩する女性、3月18日)
★ 4月16
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