アメナバルのTVミニシリーズ「La fortuna」一挙上映
★観客も全員マスクが義務付けられた第69回サンセバスチャン映画祭も閉幕しました。海外からの参加者も昨年よりは増え、心なしか国際映画祭の雰囲気があったように感じました。ベネチア映画祭と1週間ほどしか空きがなく、両方にノミネートされていた人は一度帰国したケースもあり、隔離期間をクリアーできずにビデオ参加となった受賞者もありました。セクション・オフィシアルの審査員の一人、デビュー作が金獅子賞を受賞したオドレイ・ディワン監督には、頑張り賞を差し上げたい。
★ベネチア同様、ノミネートされた作品は男性監督が圧倒していましたが、逆に受賞作品は女性監督が圧倒し、時代の流れを実感しました。審査員に女性が多かったこともあるかと思いますが、それだけではないでしょう。セクション・オフィシアルだけでなく、各部門の審査員も女性の登用が顕著、年齢も若返りさせ世代交代を印象づけました。
★一時もカメラを手放さないカルロス・サウラ、オープニング・セレモニーの舞台から会場の参加者をパチリ。好奇心が元気の素です。
★映画祭といえば映画に限られ、数年前までTVシリーズが上映されることはありませんでしたが、現在では当たり前のようになり、アウト・オブ・コンペティションでしたが、アレハンドロ・アメナバルが初めて手掛けたTVミニシリーズ「
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