セクション・オフィシアル最終回*サンセバスチャン映画祭2022 E
2022-08-14


70回セクション・オフィシアル追加作品

 

★セクション・オフィシアル追加作品の最終回はベテラン監督編、国際映画祭では度々目にする顔ぶれが選ばれています。デンマークからは東京国際映画祭2019の東京さくらグランプリ受賞作品『わたしの叔父さん』のフラレ・ピーダセンの「Resten af livet / Forever」、本祭以外にもカンヌやベルリンなどの受賞歴を誇る韓国のホン・サンスの「Top / Walk Up」、ベルリンFF2022コンペティション部門で上映された「Limini」と、もともとは一つの映画だったというオーストリアのウルリヒ・ザイドルの「Sparta」、チェコのペトル・ヴァーツラフの「Il Boemo」は、18世紀後半チェコ出身でローマで活躍、チェコで初めて国際的な作曲家になったヨゼフ・ミスリヴェチェクの伝記映画、あの天才モーツアルトが賛辞を贈っていたという、管理人も初めて目にする作曲家の名前、だから映画は楽しい。各国とも金貝賞受賞と期待が高まっているようです。今回をもってセクション・オフィシアルは終りです。

 

 

13)「Resten af livet / Forever」 デンマーク 

監督フラレ・ピーダセンFrelle Petersen(オベンロー1980)は、「Onkel / Uncle」が『わたしの叔父さん』の邦題で東京国際映画祭2019で上映され、東京さくらグランプリを受賞、劇場公開になった。ほか「アート・オブ・クライング」(06


続きを読む

[サンセバスチャンFF22]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット