泥沼化の様相を示しはじめた両者の言い分
(特別ゲストのジェーン・フォンダからトロフィを受けとったジュスティーヌ・トリエ)
★5月27日、カンヌ映画祭はパルムドールにジュスティーヌ・トリエのスリラー「Anatomy of a Fall」(仏)を選んで閉幕しました。女性監督の受賞は76回にして3人目(!)。是枝チームの『怪物』も脚本賞(坂元裕二)とクィア・パルム賞(是枝裕和)を受賞、ヴィム・ヴェンダースの「Perfect Days」(日本)に公衆トイレの清掃員役で主演した役所広司が男優賞を受賞するなど、日本勢には収穫のあるカンヌでした。坂元氏は帰国しており、監督が代理で受け取った。スペインはコンペティション部門ノミネートはありませんでしたが、カンヌFF併催の「監督週間」にノミネートされていたエレナ・マルティン・ヒメノの「Creatura」が、2003年に新設された「最優秀ヨーロッパ映画賞」を受賞しました。
*「Creatura」の作品紹介は、コチラ⇒2023年05月22日
セコメントをする