第68回バジャドリード映画祭2023*結果発表
2023-11-25


  新星ラウラ・フェレスのデビュー作「La imatge permanent」に金の穂

 

禺画像]

 

1028日、バジャドリード映画祭がバルセロナ出身のラウラ・フェレスの長編デビュー作La imatge permanent」を金賞(Espiga de Oro)に選んで閉幕しました。スペインが初めて受賞したのは2007年のヘラルド・オリバレス監督の「14 kilometros」にも驚きますが、今回が68回目という長い歴史のある映画祭で「女性監督の受賞は初めて」の記事に感慨深いものがありました。作品&監督キャリア紹介は後述しますが、1989年にバルセロナのエル・プラット・デ・リョブレガット生れの34歳、監督、脚本家です。その若さにも驚きましたが、予告編を見ただけでもそのエネルギーとユニークさに引きこまれました。キャストはおおむね本作が初出演というからそれも楽しみ、演技賞はさておき少し荒削りの感もありますが、ゴヤ賞新人監督賞ノミネートは間違いないと予想します。

 

禺画像]

     (金の穂賞のトロフィーを手にしたラウラ・フェレス、1028日ガラ)

 

★バジャドリード映画祭は、今年で68回目というスペインでも老舗の国際映画祭です。1956Semana del Cine Religioso de Valladolid(バジャドリード宗教映画週間)としてスタート、その後名称が何回か変わり、1973Sem


続きを読む

[スペイン映画賞]
[監督紹介]
[スペイン映画リスト]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット