(長編アニメーション賞を受賞したパブロ・ベルヘル)
★パブロ・ベルヘル(ビルバオ1963)の長編4作目となる『ロボット・ドリームズ』は、今年の東京国際映画祭アニメーション部門で上映されたこともあり、早々と鑑賞できた作品です(予告編、Q&AトークショーがYouTube 配信中)。1980年代のニューヨークに暮らすドッグと彼のマスコットのロボットのあいだの関係を通して友情への賛歌が描かれている。サラ・ヴァロン(シカゴ1971)の同名グラフィック小説のアニメ化ですが、彼女から自由に解釈してよいというお墨付きを得て、舞台を監督が過ごした1980年代のニューヨークに移している。彼の青春時代や人生観が色濃く投影されている。「終わりなきアニメの可能性を探求する」製作者サンドラ・タピア他、アニメーターたちを励まし、このトロフィーを「創造力豊かで高揚したスペイン・アニメーション業界に捧げる」とスピーチした。
*パブロ・ベルヘルの主なキャリア&フィルモグラフィー紹介は、
コチラ⇒2016年05月29日/2017年07月05日[LINK]
(パブロ・ベルヘルと製作者のサンドラ・タピア)
★本作はカンヌ映画祭2023でワールドプレミアムされ、ヨーロッパ映画賞以外でもアヌシー・アニメーション映画祭作品賞、シッチェスFF観客賞、富川アニメーションFF
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