メキシカン黄金時代の再来か、アレハンドロ・G・イニャリトゥ『バードマン』
★昨年のアルフォンソ・キュアロンの『ゼロ・グラビティ』に続いて、今年もメキシコ出身の監督がオスカーを手にした。今回アレハンドロ・G・イニャリトゥ(1963年メキシコ・シティ生れ)は、作品賞・監督賞・脚本賞のトリプル受賞だから驚きだ。手は2本しかないからオスカー像が一度に持てない(笑)。因みに撮影賞のエマニュエル・ルベツキ(1964メキシコ・シティ生れ)もメキシコからの移民、それで「メキシカン黄金時代」なんて書かれることになったが、勿論どちらもメキシコ映画じゃないし、スペイン語でもない。ルベツキは昨年の『ゼロ・グラビティ』に続いて2度目の受賞、二人は「エル・ネグロEl Negro」「エル・チボEl Chivo」とニックネームで呼び合う仲、同時受賞でヨカッタヨカッタ。
(オスカー像が一度に持てないエル・ネグロことゴンサレス・イニャリトゥ)
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