フィルム編集者フリア・フアニス、映画愛を語ったリカルド・フランコ賞の夕べ
★6月8日22時、リカルド・フランコ賞の授賞式がセルバンテス劇場でありました。壇上には、友人や映画仲間が馳せつけました。この賞は映画産業を裏から支えるシネアストに贈られる賞です。今年はナバラ州の小さな村、人口100人ほどのアレリャーノ生れのフィルム編集者フリア・フアニスに、30年にわたるキャリアを讃えてビスナガのトロフィーが手渡されました。
★フリア・フアニスは、マラガ映画祭とコラボレーションを組んでいる映画アカデミー、30年にわたって自分を支えてくれた製作者、監督、すべての映画人に感謝の言葉を述べた。リカルド・フランコについては、マドリードで働きはじめた最初の映画でその存在を知ったが、フィルム編集者として一緒に仕事をすることはなかったと、その早世を思いやった。
(ビスナガのトロフィーを手に受賞スピーチをするフリア・フアニス)
★フリアは映画愛を、特に思考やエモーションを強調し、フィルム編集に重要なのはテクニックではなく、創造するプロセスだと主張した。「編集では、直感や生活体験、物事を感じる力がとても大切です。だからあなたが好きならば、おそらく観客も気に入るのです」。オーディオビジュアルの世界がすべてではないのは分かっていますが、新しい言語
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